お知らせ

2025年1月1日

野澤勝義会長による2025年 年頭のご挨拶

このエントリーをはてなブックマークに追加

新年を迎えるにあたり、謹んでご挨拶を申し上げます。

組合員の皆様におかれましては、令和7年を健やかに迎えられましたこととお慶び申し上げます。
日頃より全ク連事業に対し多大なご支援、ご協力を賜り、誠にありがとうございます。
関連する団体の皆様も、ご支援を賜りましたことに深く感謝申し上げます。

なお、昨年は専務理事であった金子征実氏の解任で、皆様にご心配、ご迷惑をおかけいたしました。衷心よりお詫び申し上げます。
昨年11月より今年3月にかけて各地の組合で開催していただいている全ク連との懇談の集いでは、これまでの経緯や今後の方向性をご説明申し上げるとともに、皆様のご意見をお伺いし、少しでも不安が解消されご納得いただけるよう誠心誠意務めております。これから開催される組合の皆様におかれましても、忌憚なきご意見を頂戴できればありがたく存じます。

また、昨年の1月1日には令和6年能登半島地震が発生し、9月には同じ能登地方を中心に大雨による被害が発生いたしました。組合員の皆様も被害を受けたこれらの災害に心からお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復興をお祈り申し上げます。
令和6年能登半島地震を契機に、石川県組合では石川県をはじめとする行政と連携した災害時の洗濯支援スキームを構築・実施し、9月の大雨でも輪島市の要請を受けて被災者の洗濯支援を行いました。
全国で災害が多発する昨今、非常時における被災者への生活衛生に係る支援はますます重要となっています。全ク連では重点事業として大規模災害発生時にむけた平時からの取組みを掲げており、まずは各組合の災害対策や自治体との災害時支援協定について調査いたしました。この調査結果を元に、被災組合員のサポートや行政と連携した洗濯支援の在り方を議論してまいります。

この他にも、今後を見据えた組織の基盤整備としてブロック次世代支援会議を開催し、組合の後継者育成やブロック内の連携を図るための意見交換会および消費者PR事業を実施しています。
さらに、脱炭素社会にむけたプラスチック削減対策やサステナブルファッションの推進、建築基準法問題への対応も進めております。
いずれも複数年をかけて取り組むべき事業であり、よりよいクリーニング業界の未来のため、これからも尽力してまいります。

最後に、今年は11月26日(水)~27日(木)に東京ビッグサイトでクリーニング産業総合展2025を開催いたします。
出展各社の展示に加え、クリーニング業界および社会の課題に向き合った展示やセミナー等を企画する予定ですので、皆様のご来場をお待ちしております。

本年も皆様のご活躍とご健勝をお祈り申し上げるとともに、引き続きお力添えを賜りますようお願い申し上げ、年頭の挨拶とさせていただきます。