中央青年部会(以下、中青会)は7月6日(土)~7日(日)の2日間、年度総会にあたる令和6年度単青組首長会議・研修会を開催しました。
今年も首長以外に各単青組からオブザーバー参加を募り、ブロックごとに創設した次世代支援会議でつながりのできた青年部未結成組合の青年層へも声掛けをした結果、宮城県組合、新潟県組合、愛媛県組合から参加がありました。
開会式で田村直仁部会長は「昨年度は青年会議の開催にむけて尽力した一年だった。皆様のご協力のもと盛会裏に終えることができ、一つの結果を残すことができたと感じている。令和6年度も新たな事業を計画しており慎重審議をお願いしたい。また、この首長会議・研修会の2日間で得た成果を、地元の青年部や組合活動につなげて欲しい」と挨拶を述べました。
研修会は2日間にわたり開催し、3つのテーマで行いました。
研修①「中青会事業趣旨説明」では、中青会・松田真明副部会長、木村和行副部会長が、中青会における青年部活動の基本的な考え方や手続き等について説明しました。
研修②は「出前授業・インターンシップについて」と題し、組合や青年部が指導センターと協力するなどして各地の学校で実施しているクリーニングに関する出前授業について、埼玉県、長野県、福井県、京都府の4単青組が代表となってデモンストレーションを行いその手法を学びました。
研修③は「グループワーク」として、「売り上げを1日当たり5,000円UPするためには?」を切り口に6つのグループに分かれてディスカッションを行い、新たな気づきや学びを体感する機会としました。
令和6年度単青組首長会議には1~6号議案が上程され、上程したすべての議案が全会一致で承認・可決されました。
中青会は単青組をもって構成していますが、令和元年度には加盟単青組数は20となり過半数を割り、青年部員数も減少し役員のなり手がいないブロックもあること等、従来の常任委員会を運営していくことが困難になってきています。全ク連は令和5年度からは「次世代支援会議」をブロックごとに立ち上げ、ブロック内の青年活動の受け皿構築につなげる活動を行ってきました。これを受けて今回中青会規則(第1条および第2条)を改正し、ブロックの活動に参加する青年部未結成組合の青年層が中青会の活動に参加できるようにすること、対象者を組合員の親族に限定せず組合員店の従業員等、門戸を広げることで中青会の活動に参加できる人材を増やすことを目的に変更しました。
加えて、加入促進の観点から令和6年度は中青会への新規入会および休会から復会する単青組の部会費を免除することが承認されました。
また、第6号議案「任期満了に伴う役員改選について」で選任された新常任委員による部会長・副部会長互選を行い、部会長に田村直仁氏、副部会長に松田真明氏、木村和行氏が選任されました(令和6年7月8日就任)。
3期目となる部会長に就任した田村氏は、「依然として全ク連および中青会組織の課題はあるが、単青組のつながりでできた小さなコミュニティが全国の大きな輪となり、一つの力になることで課題を乗り越えられると信じている。各地の青年層が主役であり、我々はその下支えができるように取り組んでまいりたい」と抱負を述べ協力を呼び掛けました。
令和6年度は、全ク連が実施する次世代支援会議への協力を継続する他、タウンミーティング(仮称)の機会を設けセミナー等の運営を通じ各地の青年部活動の活性化につなげる活動に加え、出前授業の運営マニュアルや各種ツールの作成を行う予定です。
田村 直仁 (関東甲信越ブロック・埼玉県)
松田 真明 (東海北陸ブロック・福井県)
木村 和行 (九州ブロック・鹿児島県)
筒井 亮光 (北海道ブロック・北海道)
林 伸介 (東北ブロック・岩手県)
宮﨑 進一 (関東甲信越ブロック・千葉県)
緑川 誠 (東京ブロック・東京都)
村上 博 (東京ブロック・東京都)
鷲 達也 (近畿ブロック・兵庫県)
武田 清文 (中国ブロック・広島県)
齊藤 雅敏 (東京ブロック・東京都)
古谷 圭介 (東京ブロック・東京都)
鳥塚 浩 (東京ブロック・東京都)
結成単青組…20単青組
青年部員数…241名