全国クリーニング生活衛生同業組合連合会の諮問機関であるクリーニング賠償問題協議会（杉野修平会長）は、厚生労働省の平成26年度生活衛生関係営業対策事業費補助金を活用して、「クリーニング事故賠償基準」の第４次改訂を実施し、平成27年度改訂版を発行しました。
平成11年の第３次の改訂から16年の間に大きく変化したクリーニング業を取り巻く環境に適応するため、内容の見直しや条文の新設など大幅な改訂となりました。
詳しい改訂のポイントは以下のとおりとなります。
・Ａ４サイズへ これまでのＢ５判からＡ４判になり、読みやすさが向上しました
・逐条解説形式に 条文のすぐ後ろにマニュアルを配置しました。条文とマニュアルの一体的な運用を実現しました
・表現の平易統一 平易な言い回しでわかりやすい表現にしました。また「客」や「消費者」等を「利用者」に統一しました
・「説明責任・相互確認」の条文化
・第３条「過失の推定」を「クリーニング業者の責任」に改訂／無過失責任と誤認されることの解消
・「商品別平均使用年数表」の改訂／前回改訂から新たにクリーニングに出されるようになったアイテムの追加と、出されなくなったアイテムの整理
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改訂版・クリーニング事故賠償基準（A4・40ページ）定価864円（税込）
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※2015年撮影
