お知らせ

2019年11月1日

全ク連×全協 コラボセミナー2019を開催
ICT活用促進セミナーと同時開催
景表法と外国人材をテーマに講演

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全ク連および全国クリーニング協議会(髙木健志会長)は、10月22日(火・祝)~23日(水)にグランキューブ大阪(大阪府大阪市)で全ク連×全協 コラボセミナー2019(以下、コラボセミナー2019)を開催しました。

コラボセミナー2019は、全ク連と公益財団法人全国生活衛生営業指導センターが主催となり東京都、大阪府、福岡県で開催しているクリーニング業のICT活用促進セミナー -CLVセミナーセッション2019 -の大阪開催と同時開催で、クリーニング業における景品表示法の問題や外国人材雇用拡大にむけた現状をテーマとしました。

22日(火・祝)および23日(水)に開催した景品表示法に関するセミナーは、東北のクリーニング事業者が発行していた半額キャンペーンなどを謳うチラシが今年8月に景品表示法に基づく措置命令の対象になったことを受けて企画されたもので、大阪府組合および全国クリーニング協議会の顧問を務めている弁護士の信岡登紫子氏が講師となり、「クリーニング店が留意すべき不当景品類及び不当表示防止法(「景品表示法」)の規制」として景品表示法の趣旨にはじまり、セールや割引で法律上問題となりえる価格表示のパターン、また二重価格表示の際に比較対照価格に用いる価格の適正な表示期間などが解説されました。

景品表示法セミナーでは、信岡氏が法律の趣旨や問題となりえる価格表示や割引表示の方法について解説しました

23日(水)に開催した外国人材雇用拡大に関するセミナーでは、全ク連の金子征実専務理事が「外国人材雇用拡大に向けた取り組みの現状と課題について」として、クリーニング業界における外国人材雇用拡大のため進めている外国人技能実習制度第2号(3年間在留)への移行にむけた取組み状況や課題を解説しました。
第2号認可の早期実現のため募集しているサポーターの仮登録が10月20日時点で413事業所となっており、制度の安定的な運営を可能とするため目標としている500事業所に至っていないことから当初の認可にむけたスケジュールが延期される見込みであることや、仮登録会員を対象に昨年度行ったアンケートの結果を説明し、参加者と意見交換を行いました。

全ク連×全協 コラボセミナー 2019参加者数

10月22日(火・祝)

景品表示法セミナー

9名

10月23日(水) 景品表示法セミナー 19名
10月23日(水)

外国人材雇用拡大セミナー

14名

外国人材雇用拡大セミナーでは、金子氏が現在のサポーター仮登録の状況や、現状を踏まえた上での今後の見込みなどを説明しました