５月29日（金）、ホテルニューオータニにて第57回通常総会並びに平成27年全国クリーニング業政治連盟定期大会を開催しました。
はじめに昨年度の物故者に黙祷を捧げた後、小池広昭会長の挨拶は「過去３年にわたり全ク連一日本部の開催で全国のブロックを訪問していますが、ブロック会議を開催したいという声が多く寄せられており、実現のため本日の議案でもご提案しております。また、改訂・クリーニング事故賠償基準については、利用者の皆様方に安心してクリーニングをご利用いただける環境を作ることも一つの需要拡大に繋がります。今回時代に合った基準ができたことは大きな意味があり、皆様方もこの改訂・クリーニング事故賠償基準を十分活用されて需要拡大の一助にしていただればと考えております」と述べ、平成26年度事業を振り返った上で議案についての慎重審議をお願いしました。
続いて、来賓として塩崎恭久厚生労働大臣、公益財団法人全国生活衛生営業指導センター・小宮山健彦専務理事、株式会社日本政策金融公庫・岡部修常務取締役よりご祝辞を頂戴しました。
総会では審議の結果、上程されたすべての議案が可決されました。平成27年度は26年度に各組合を挙げて実施した組合加入促進の取組みの継続拡充を図ると共に、都道府県組合、全ク連それぞれの組織活性化、クリーニング需要拡大に向けた方向性の取りまとめ、必要な機構改革、事業再構築に着手していきます。
また、平成27年度の重点事業の一つである「しまい洗い（衣替え）」推進ＰＲ事業に関して、エステー株式会社の防虫剤を全ク連推奨品に認定しました。
なお、平成27年４月１日公示、10月１日施行の改訂・クリーニング事故賠償基準については、全国10ブロックで普及講習会を開催します。総会ではそれに先立ち改訂のポイントと今後の進め方について説明会を開催しました。
