5月29日(水)、ホテルニューオータニにて第55回通常総会並びに平成25年全国クリーニング業政治連盟定期大会を開催しました。
はじめに昨年度の物故者に黙祷を捧げた後、会長挨拶にて小池広昭会長は「平素は全ク連事業に対し多大なるご支援を賜り、深く御礼申し上げます。昨年は徳島県で第4回全国クリーニング大会in徳島を盛会裏に開催でき、ご協力いただきました皆様に御礼申し上げます。また、全国10ブロックを訪問して全ク連一日本部を開催し、クリーニング師研修・業務従事者講習の受講率向上に向けた呼び掛けをはじめ、全国の組合員の皆様と意見交換を行い、組織の連携を強化することができました。さらに、昨年はクリーニング業における安全・安心対策の推進を目的とした委員会を立ち上げ、普及版リーフレットを作成し皆様に配布しております。昨今は消費者ニーズの変化や異業種の参入による家事代行業におけるクリーニングサービスの拡大などもあり、クリーニング業界にとって大変厳しい時代です。これらの動向も踏まえて、今後も皆様と意見交換をしながらクリーニング業を発展させていきたいと考えているので、本日は慎重審議をお願いします」と述べました。
その後、来賓として田村憲久厚生労働大臣、株式会社日本政策金融公庫・中村吉夫常務取締役よりご祝辞を頂戴しました。
総会では慎重審議の結果、上程されたすべての議案が可決されました。平成25年度は24年度末で組合員数が1万人を割り込んだことを厳粛に受け止め、各組合の再生・活性化を主眼に「組合員加入促進」「安全・安心対策の推進」「需要拡大」に向けた各事業に取り組んでいきます。特に、24年度に作成した「クリーニング業に求められる安全・安心対策ガイド」を活用し、クリーニング安全・安心対策指導員の養成を中心とした全ク連一日本部を開催して全ク連と組合の連携を強化するほか、引き続き厚生労働省など関係機関と連携し、組合組織やクリーニング業界全体の活性化と公衆衛生の向上に努めていきます。