今般、リーフレット「クリーニング業に求められる安全・安心対策ガイド」を作成しました。11月30日(金)〜12月2日(日)に開催したCLV21-2012東京国際クリーニング総合展示会にて来場者に無料配布しました。
現在、全ク連では厚生労働省の平成24年度生活衛生関係営業対策事業費補助金を活用し、クリーニング業 安全・安心対策ガイド作成検討委員会(伊澤勝令委員長/全ク連副会長)を立ち上げ、クリーニング事業者の責務や安全・安心の観点から必要な対策をまとめた報告書およびガイドブックを作成しています。
ガイドブックの内容については主に中小規模や家族経営のクリーニング事業者を対象にし、前半はクリーニング業を営む上で関係する規則や法令を、クリーニング所の開設やカウンター受付時の利用者応対などのシーンごとに紹介し、後半はそれに対応する各種規則・法令の具体的な解説を掲載する予定です。
今回CLV21東京展示会で配布したのはこの普及版リーフレットであり、「お客様(=お預かり品)」、「従業員」、「近隣住民」、「地球環境」、「行政」の5つの内容について、クリーニング事業者の立場からそれぞれに対し求められる配慮事項をQ&A方式で紹介しています。
加えて、巻末には「クリーニング営業者の主な責務」として、各種報告義務や衛生措置義務など、クリーニングを営業する上で必要とされる主な届出をチェックボックス形式で掲載しました。なお、このリーフレットは平成25年1月初旬から順次各都道府県組合の組合員にも1部ずつ配布いたします。
今後、委員会では協議を重ね、平成24年度末を目途に報告書とガイドブックを完成させる予定としております。
委員長
伊澤 勝令(全ク連副会長)
委員
大西 俊太(株式会社ベンチャーパートナーズ代表取締役/中小企業診断士)
佐藤 俊行(株式会社白洋舍常務取締役)
武井 秀夫(東京ホールセール株式会社代表取締役社長)
八木沢 章(東京都組合事務局長)
小野 雅啓(クリーニング綜合研究所所長)
※敬称略