中央青年部会(小黒一也部会長)の需要開発研究委員会(西村英男委員長)では、平成24年度の「クリーニングサービスに関する利用者意識調査」を、9月15日(土)より全国で開始しています。今年度は「ダブルクリーニング」をテーマとし、本調査ではダブルクリーニングを「型崩れなど衣類への影響が少ないドライクリーニングに加えて、本来水洗いできない衣類についた汗汚れ等の水溶性汚れを落とすため、ウエットクリーニング(衣類への影響を抑えた水洗い)を併せて行う洗い方」と定義し、調査を行います。
近年、ドライマークの衣類が洗える家庭洗濯用洗剤や家庭で洗える衣類の増加により、従来クリーニング店に出されていた衣類について消費者が家庭洗濯を行うケースが増えている一方、洗いや仕上げで失敗を経験していることが明らかとなっています(平成20・21年度利用者意識調査「家庭洗濯」の実態について)。さらに、クールビズや節電等により汗をかく機会が増えていることも予想されますが、汗による黄変などについてクリーニング業者は常識として知っているのに対し、利用者の認識との間にギャップがあると思われます。
調査では、利用者にドライクリーニングに加えウエットクリーニングの特性を理解していただき、ダブルクリーニング等の付加価値サービスによる需要拡大を図ることを目的としています。併せて、青年部員店でのダブルクリーニングの実施状況を調査し、利用者への販促方法等を検討する予定です。
調査スケジュールは下記の通りとなっているので、ぜひ同調査にご注目ください。
9月15日(土)〜10月14日(日)
・全国の青年部員が、各地域で一人あたり10名の利用者に対して聞き取る方法
・クリーニングの日のキャンペーンに伴って、全ク連・中青会並びに各組合・各青年部が街頭等で行う方法
・インターネット上で利用者が回答する方法(10月1日より開始予定)
全国クリーニング生活衛生同業組合連合会中央青年部会ホームページ
平成25年3月下旬