全ク連ではこの度、厚生労働省の平成28年度生活衛生関係営業対策事業費補助金を活用して防災パンフレット「あなたのお店、備えてますか? 災害への備えが大切な人たちを守ります。」を作製しました。
東日本大震災から5年が経過した今年の4月には平成28年熊本地震、また8月に岩手県岩泉町を中心に大きな被害をもたらした台風10号による豪雨、10月の鳥取県中部に続き11月には福島県沖で地震が発生するなど、自然災害が各地で起きています。
全ク連でも自然災害の多発を重く見るとともに、お客様の品物を預かるというクリーニング業の特性から防災対策の推進が必要と考え、平成28年度の重点事業に「クリーニング業 防災総合対策の推進」としてクリーニング事業者が備えるべき防災対策やBCP(事業継続計画)を取りまとめたマニュアルの作製を挙げています。
これを受けて作製した同パンフレットはA4サイズ、フルカラーで読みやすさを重視しています。
内容は、自然災害の種類と特性から連絡手段の構築や備蓄といった災害への備え、災害発生後の避難方法やBCP、災害時における組合の役割、支援策など多岐に渡り、家庭でも企業でも活用できる内容として家族経営の多い中小規模のクリーニング店での防災活動を支援しています。
防災パンフレットは11月12日(土)~13日(日)の第8回全国クリーニング大会in盛岡での配布を皮切りに、既に各都道府県の組合へ組合員数分を送付しています。
また、CLV21-2016東京展示会ではA5の携帯サイズに変更した冊子を配布する予定です。