当連合会では、12月1日よりスタートする新JIS取扱い表示にあわせて、組合員店の店頭やカウンターで掲示するための「ウエットクリーニング取扱いステッカー」を作製しました。
新JISのウエットクリーニング記号は日本工業規格(JIS=日本の標準規格)に沿って付けられた記号であるため、1.現状の各クリーニング店の設備や技術で対応ができること(設備や技術力で仕上りに大きな差が出ないこと)、2.消費者の依頼を受けた全てのクリーニング店で、その記号に対応した洗いと仕上げができること、を前提に付けられます。
同ステッカーは利用者が安心してウエットクリーニングを依頼できるお店であることをPRすることを目的に作製しています。前述のとおりウエットクリーニングは認証制度を必要とするものではなく全てのクリーニング店で対応できる製品に付けられる表示でありますが、各事業者が新JIS取扱い表示の変更点を認識し、MA値を参考にした自店の洗い方の検証や標準的な仕上げ方法にもとづく洗浄条件の記録・保管を含めた準備を万全に整えることが重要になります。
なお、このステッカーは屋外の掲示にも耐えられるよう風雨や紫外線に強い素材を使用し、店頭のガラス面に貼った場合でも内側、外側から視認できるよう両面印刷になっています。またきれいにはがせるタイプの強粘着のりを使い、店頭ガラス面やカウンターでの使用を考慮しました。
組合員へはクリーニングニュース12月号の巻頭折り込み付録として1枚ずつ配布します。今後は1店舗で複数枚掲示を必要とするケースや、取次店もしくは複数店舗への掲示のニーズに応えて、全ク連斡旋品として1枚あたり定価864円、組合員価格540円(共に税込/送料別)で販売します。