お知らせ

2024年7月8日

第66回全ク連通常総会を開催
野澤勝義氏が2期目の会長に就任
次世代育成・脱炭素社会の実現・大規模災害対策に取り組む

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慎重審議の上、上程された全ての議案が可決されました

全ク連は6月27日(木)、コモレ四谷(東京都新宿区)にて第66回通常総会および令和6年全国クリーニング業政治連盟定期大会を開催しました。

開会式の挨拶で野澤勝義会長は、「クリーニング業界を取り巻く環境が非常に厳しい中、クリーニング需要の減少や後継者不足などの課題を一つひとつクリアしていかなければならないと痛切に感じている。また全ク連の財政がひっ迫している中で、全国の理事長の力がなければ解決することができない課題が山積している。よりよい事業を実施し利益を生む全ク連組織にしていくため、引き続きご協力のほどよろしくお願い申し上げる」と述べ、本日の議案についても慎重審議をお願いしました。

続いて、厚生労働省・武見敬三大臣より祝辞を頂戴し(代読:諏訪克之生活衛生課長)、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行して1年が経過し国内の社会経済活動やインバウンド需要が戻りつつある状況の中、依然としてクリーニング需要が十分な回復に至らず、さらに原材料費高騰の影響が続く中で変わらず衛生水準向上にクリーニング業が貢献していることに感謝の言葉をいただきました。
また、一般財団法人全国中小企業共済財団・菊池弘理事長からは、全ク連生命共済が組合員の協力のもと安定的に運営されていることが報告され、加入促進等、一層のご協力がお願いされました。


挨拶を述べる野澤会長

第66回全ク連通常総会には1~8号議案が上程され、執行部が議案説明および質問への答弁を行いました。
本総会は47会員中、出席会員47(うち委任状5)で、定款第18条1項の規定に則り適法に成立し、上程された議案は慎重審議の結果すべて可決されました。

なお、令和6年度は改選期にあたるため第8号議案「任期満了に伴う役員改選について」により選任された新理事による三役互選理事会が行われ、会長に野澤勝義氏、副会長に大久保圭司氏、森鉄雄氏、岩田美和氏、専務理事に金子征実氏が選任されました(令和6年6月28日就任)。


三役互選理事会で決定した新三役。左から森副会長、大久保副会長、野澤会長、岩田副会長、金子専務理事

全ク連新役員(第35期)

第35期全ク連新役員
会長

野澤 勝義

副会長

大久保圭司
森  鉄雄
岩田 美和

専務理事

金子 征実

理事

日下部 司
川﨑  徹
笹村  勝
太田 文雄
小倉 正基
面迫 博文
武田 長治
小野 雅啓

監事

片岡 一郎

第66回全ク連通常総会の上程議案

令和6年度は、重点事業として令和5年度に始動した「ブロック次世代支援会議」を継続し、消費者誘致イベントへの参加やSNSおよびメディアを活用したPR戦略の実施等、ブロックごとにクリーニング業のPR事業を企画・実施することを通じて青年層の育成に取り組みます。
また「脱炭素社会実現にむけた取組み」として、①プラスチック削減対策、②サステナブルファッション普及啓発の取組み、③建築基準法第48条への対応、の3点について、クリーニング業界全体で取り組むべき課題として継続して対応します。
また新たな事業としては、地震や風水害などの大規模災害や感染症の蔓延などの緊急事態に備えた支援体制の構築に取り組みます。
さらに、これらの重点事業の実施と同時に、「全ク連が10年先も47都道府県組合と共に健全に存続すること」を目的に、全ク連による都道府県組合存続にむけたサポート体制の構築や、機構・事業の全面的な見直しを通じた抜本的財政改革に取り組みます。