2050年カーボンニュートラル、および2030年度温室効果ガス削減目標等の達成にむけて、国民・消費者の行動変容、ライフスタイル変革を強力に後押しするため、政府では環境省が中心となって新しい国民運動「デコ活(正式名称は「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」)」を展開しています。
この度、脱炭素につながる新しい価値創造・豊かな暮らしを実現するため必要な方策・道筋を示す「くらしの10年ロードマップ」が2月16日(金)に策定されました。
このロードマップは、暮らしの全領域(衣・食・住・職・移動・買物)を大きく7つの分野に分け、国民目線の課題・ボトルネックと、これらを構造的に解消するための仕掛け(対策)を明らかにすることで効果的な官民連携の取組みを促すもので、「衣」の領域では「クールビズ・ウォームビズ、サステナブルファッションの実践」が提案されています。
なお、全ク連はサステナブルファッション分野におけるクリーニングの必要性を環境省に働きかけており、その結果、同ロードマップの参考資料で、サステナブルファッション普及にむけた目標や取組み例にクリーニングが取り入れられました。
具体的には、サステナブルファッションの普及のため「素材にあったケア(洗濯・クリーニング)やリペアの活用で衣服を長く大切に着る」ことを目標の一つとすることや、「衣類洗濯・クリーニングについて、その節水、適切な洗剤や薬剤の利用による衣類の長寿命化」に取組むことが例として挙げられています。
全ク連では、今後もクリーニングの活用を通じたサステナブルファッションの推進に取り組んでまいります。