お知らせ

2022年1月1日

小池広昭会長による2022年 年頭のご挨拶

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新年あけましておめでとうございます。

組合員の皆様におかれましては、令和4年を健やかに迎えられましたこととお慶び申し上げます。また、全ク連事業に対し、昨年も変わらぬご支援、ご協力を賜りましたことに深く感謝申し上げます。

昨年も新型コロナウイルスの猛威にさらされた一年でした。皆様方におかれましても、大変な一年を過ごされたことと存じます。
全ク連といたしましても、皆様方の経営負担の軽減に少しでも貢献できるよう様々な対応を図ってきたところですが、充分満足のできる成果に至らなかった点は忸怩たる思いで、この場を借りてお詫び申し上げる次第です。

さて、全ク連でもコロナ禍の影響で様々な活動制限を強いられる中、3年ほど前から進めている機構改革並びに業界環境改善に向けての取り組みを深化させてきました。
機構改革関連では、30年以上の長きにわたり皆様方にご協力いただいてきたクリーニングギフト券事業が昨年末をもって終了いたしました。一抹の寂しさは拭えませんが、これまでのご支援に改めて御礼申し上げます。
また、理事会並びにブロック会議を中心にブロック制度の在り方についての検討を続けるとともに、組合組織の次世代育成・支援対策の早期構築に向け意見交換会で白熱した議論を展開してきました。こちらはできるだけ早い段階で方針を固めていく所存です。

一方、業界環境改善対策につきましては、一般社団法人クリーンライフ協会との強い連携の下、昨年は「クリーニング師試験全国統一化」実現に向けての活動を加速させることができました。
この実現は、今後のクリーニング業自体が大きく変わりうることと肝に銘じ、令和4年度中にクリーンライフ協会が指定試験機関となることを目指すとともに、令和5年度から試験の実施が実現できるよう、一層努力していく所存です。
また、もう一つ特筆すべきは昨年6月に成立したプラスチック資源循環促進法でクリーニング用プラスチックハンガー並びにポリ包装が特定品目に指定されたことへの対応です。こちらもクリーンライフ協会とタッグを組みながら、規制対象としては横並びながらも、クリーニング事業者に過度の責務や負担が及ばない方向性を勝ち取ることができました。
なお、これらの業界環境改善に係る状況等については、本年2月3日~5日にかけて開催するクリーニング産業総合展で公表する予定です。

最後となってしまいましたが、全国の理事長をはじめとする組合役職員の皆様方に対しても昨年賜ったご協力に改めて感謝申し上げるとともに、本年も引き続きのご理解、ご支援をお願い申し上げ、令和4年年頭のあいさつとさせていただきます。

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会
会長 小池 広昭