お知らせ

2021年1月1日

小池広昭会長による2021年 年頭のご挨拶

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新年あけましておめでとうございます。

組合員の皆様におかれましては、令和三年を健やかに迎えられましたこととお喜び申し上げます。

昨年は全ク連事業に対し、多大なご支援、並びにご協力を賜り、ありがとうございました。また、全国の理事長をはじめ皆様方には全ク連に対しご尽力を賜りましたこと、さらに関連する各団体の皆様からも変わらぬご支援を頂戴いたしましたこと、深く感謝申し上げます。

さて、昨年はほぼ新型コロナウイルス感染症対策一色の一年でした。感染症が過去にヨーロッパなどで猛威をふるい、大変な事態になったということは知っていましたが、まさか我々の現実にこのような新型ウイルスが驚異をもたらすとは、まったく予想もしていない事態となりました。

全ク連では、4月7日から5月25日まで実施された緊急事態宣言の影響により職員の交代制による在宅勤務、総会の延期など、前例のない状況の中、少しでも組合員の皆様への手助けになるよう、通常業務に加え様々な対策を講じてきました。

具体的には、第1段階では、店頭POPやQ&Aなど、いわゆる5点セットの全組合員への直送、当時不足していたマスクの斡旋等を行いました。続く第2段階として『クリーニング所における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン』の作成・頒布、その普及・実践を目的としたチェックシート事業の推進等の第3段階を経てきました。まったくの手探り状態での対応で、各組合、組合員の皆様へも完全な対応ができたとは言い難いところですが、少しでもお役に立てていれば幸いです。

なお、現在は第4段階として昨年12月に開催予定だったクリーニング産業総合展2020の代替イベントとなる、新型コロナウイルス感染症対策を中心とした特別企画展・関連セミナー「CLV21 スペシャルカンファレンス」を本年3月に開催すべく準備を進めているほか、政府に対しクリーニング業が対象となる新たなGo Toキャンペーン創設の働きかけを実施しているところです。

また、本年は皆様方に長い間ご協力いただいておりましたクリーニングギフト券事業を終了させていただく予定です。たいへんお世話になりました。これもひとつの時代の大きな節目と考えます。

いまだコロナ禍の終息の目安が立たず、どのような一年になるのか予想もできませんが、皆様方におかれましても、より良い年になりますようお祈り申し上げ、併せて引き続き組合事業にお力添えを賜りますようお願い申し上げ、年頭の挨拶とさせていただきます。

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会
会長 小池 広昭