全ク連は9月7日(土)に、「第11回全国クリーニング大会in青森」をホテル青森(青森県青森市)で開催した。今回の青森大会には全国各地から総勢263名の参加者が集まりました。
三絃小川会の津軽三味線の演奏で幕を開けた開会式の冒頭、全ク連・小池広昭会長は「昨今は組合の存在が改めて大事なものになっていると感じる。全ク連も時代に即した改革を進めているので、皆様方の忌憚のない意見をいただきながら、今日という日の皆様との交流を通じて一緒に大会を盛り上げていけたらと思う」と挨拶を述べました。
続いて、実行組合である青森県組合・伏見紀幸理事長は今年3月30日にご逝去された元全ク連会長(元青森県組合理事長)・山本昭三氏のエピソードに触れ、「山本昭三さんがクリーニング業界に残した『志』を守っていきたいと思う。皆様にはこの青森で思い出を作り、ぜひ地元に帰って話をしていただきたい」と、大会開催に際し歓迎の言葉を述べました。
特別記念講演では、八戸学院大学短期大学部客員教授の三村三千代氏による「古典文学に見る衣服と心について~衣服の表現で心がわかる~」と、まちおこしゲリラ活動を通じて地域振興に携わっているYプロジェクト株式会社代表取締役の島康子氏による「理屈こねる前に、まんず動け! 泳ぎ続けるマグロ女子の挑戦」を行い、双方とも終始参加者の関心を集めました。
大会終盤の大会旗引継ぎでは、東北ブロックから東京ブロックに大会旗が引き渡され、令和3年(2021年)の第12回大会開催地となる東京都組合・伊澤勝令理事長が歓迎の言葉を述べ盛会裏の内に大会が終了しました。
なお、大会の懇親会中にご協力をお願いしたクリーンライフみのりの箱募金には6万5,381円の浄財が集まりました。