日本繊維製品・クリーニング協議会(角田光雄会長/文化学園大学名誉教授、以下、日繊ク協)は11月22日(金)に第7回日繊ク協交流会議を東京都組合・白王ビル(東京都文京区)で開催します。
現在、JIS L 0217で規定している取扱い絵表示をISOのケアラベルと整合化させるための作業が3年がかりで進行しており、今年度が改正作業の最終年度となっております。
この改正によって、取扱い絵表示の絵柄が全面的に変わるだけでなく、取扱い絵表示を選択するための試験方法もISOケアラベルに準じたものに変更となる予定です。
これに関連し、日繊ク協では去る9月11日(水)に日繊ク協セミナーを全国クリーニング会館にて開催しました。「JIS取扱い絵表示改正に向けての最新動向」をテーマに、一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会の神崎晃氏、クリーニング綜合研究所の小野雅啓氏が講師を務め、約40名が参加しております。
今回、11月に開催する第7回日繊ク協交流会議では、「JIS取扱い絵表示の改正とその運用ルール」をテーマに講演とパネルディスカッションを行い、クリーニング業界はじめアパレル、検査機関、消費者団体等と情報を共有化していきます。
基調講演では一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会コンプライアンス委員会品質管理小委員会・藤吉一隆委員長を迎え、「表示責任者のための新JIS取扱い絵表示ガイドラインについて」をテーマに取扱い絵表示改正の背景やポイント、アイテム別標準絵表示のガイドライン等を講演していただきます。
続いて、パネルディスカッションではクリーニング、アパレル、小売業、学識者の4名のパネラーを迎えて「新JIS取扱い絵表示の運用ルールとその対応」をテーマに各立場から今回のJIS取扱い絵表示の改正について討論していきます。
交流会議の参加費は3,000円で、お申込みは現在日繊ク協ホームページもしくはFAXから受け付けており、締切は11月14日(木)となっています。
プログラムの詳細については日繊ク協ホームページをご覧ください。