全国クリーニング生活衛生同業組合連合会
会長 小池 広昭
新年あけましておめでとうございます。
昨年は全ク連に対し、多大なご支援並びにご協力を賜り、誠にありがとうございました。
平成29年は、クリーニング業界全体の課題への対応として、かねてより多くのクリーニング店がお困りになっている利用者が仕上り予定日を過ぎても引き取りに来ない品物、いわゆる長期間放置品の解消に向けて、本会の実施したアンケート結果をベースに積極的なメディア戦略を展開させていただきました。
その結果、NHKをはじめとする全国ネットのテレビ各局を中心に延べ1時間20分以上も放映をしていただいた他、全国紙・地方紙など併せて110を超える活字媒体に取り上げられるなど、たいへん大きな反響をいただきました。
長期間放置品解消に向けて世論を醸成することができましたので、本年は実際の解決に向けたルール、環境づくり、さらには周知徹底に全力を傾注してまいります。
一方、組合組織につきましては、本年3月に私ども連合会が創立60周年を迎えることを踏まえ、次の10年、20年に向けた組織の見直し、機構の改革を実行すべく、昨年実施した全組合員を対象としたアンケートの結果や理事会で重ねてきた協議の成果を踏まえ、本年より必要な改革を実施していく所存です。
また、本年は10月6日(土)~7日(日)に埼玉県川越市で第10回全国クリーニング大会in川越、11月29日(木)~12月1日(土)には東京ビッグサイトにてクリーンライフビジョン21-2018東京国際クリーニング総合展示会を開催してまいります。
両イベントを通じて、クリーニング業が更に発展していけるよう鋭意準備を進めているところです。
多くの皆様の御参集をお願い申し上げます。
クリーニング業界、組合組織における課題は、それぞれ他にも山積していることを踏まえ、本年も役職員一同一丸となって取り組んでいく決意です。
皆様方から倍旧のお力添えを賜りますようお願い申し上げ、皆様方にとりましても一層の飛躍の年となりますようご祈念申し上げ、年頭の挨拶とさせていただきます。