全国クリーニング生活衛生同業組合連合会
会長 小池 広昭
新年あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては、平成29年を健やかに迎えられましたこととお喜び申し上げます。
昨年は全ク連事業に対し多大なご支援、並びに業界の振興にご尽力を賜りましたことに深く感謝申し上げます。
昨年12月には新ＪＩＳが施行され、長期にわたり慣れ親しんできた表示が大きく変わりました。
当会ではクリーニングニュースおよび技術情報を通じた周知、ウエット取扱いステッカーの配布、組合講習会の実施等、理解促進および各自の検証に役立つ情報やＰＲツールを提供して参りました。
加えて《有効期限なし》クリーニングギフト券（水色）を失効し、12月１日から３月10日にかけて実施する払戻につきましても、組合員店での対応を中心に取り組んでいるところです。
また、平成28年熊本地震の発生に際しては、被災された皆様の一日も早い復興をお祈りするとともに、全国から義援金を賜りましたことに御礼申し上げます。
地震をはじめ様々な自然災害への対応が急務とされる中、当会では今年度「防災パンフレット」を作製し、11月には東日本大震災からの復興の足取りを辿り、災害への備えを学ぶというテーマで全国大会を盛岡市で開催しました。
社会情勢を振り返ると、イギリスのＥＵ離脱や、フィリピン、アメリカの新大統領の就任などが取り沙汰されております。
日本国内でもＩｏＴ関連技術が大変な勢いで開発され、我々の生活も大きく変わってきております。それに伴い、我々の業界もインターネットの利用やテキスタイルケアへの特化、コインランドリーの普及発展など様々な変化が現れております。
このような中、私どもの業界がお客様にとっても我々にとっても、より良くなるよう、全ク連としても大きな変革の一年として取り組んで参ります。
どうか、皆様方から倍旧のお力添えを賜りますようお願い申し上げ、皆様方にとりましても一層の飛躍の年となりますようご祈念申し上げ、年頭の挨拶とさせていただきます。
