日本繊維製品・クリーニング協議会(角田光雄会長/文化学園大学名誉教授)は、11月17日(木)に全国クリーニング会館(新宿区)にて日繊ク協セミナーを、12月2日(金)に東京ビッグサイト会議棟101会議室(江東区)にて第10回日繊ク協交流会議を開催します。
本事業は平成19年からスタートし、今年で10回目を迎えます。記念すべき10回目の交流会議では、今年12月1日に施行される新JIS取扱い表示(JIS L 0001)について、講演とパネルディスカッションの2部構成で開催します。
第1部の講演では、小売業、アパレル、クリーニングの代表者がそれぞれの立場から新JIS取扱い表示の施行に伴う各業界の状況をテーマに、これまで取り組んできた各業界内での啓発活動や消費者対応、課題等について講演を行います。
続く第2部のパネルディスカッションでは、各業界の対応を受けた市場における新旧表示の混在への対応や繊維製品の取扱いに関するトラブル防止対策など、これからの課題に関する取組みについて取り上げます。
参加費は3,000円(税込・当日お支払い)で定員は100名となっています。お申込みの締切は11月25日(金)で日繊ク協ホームページの専用フォームから受け付けています。
日繊ク協セミナーは、毎年各業界から講師を招きクリーニングトラブル防止に役立つテーマで開催しています。
今回はクリーニング基礎講座「家庭用洗濯洗剤編」として、ライオン株式会社 ファブリックケア研究所 副主席研究員の蓼沼裕彦氏を講師にお招きし、衣類の汚れや界面活性剤について解説する「繊維洗浄の基礎」、洗剤の成分や最近のトレンドについて紹介する「家庭用洗濯洗剤の基礎」、新JIS取扱い表示変更に伴う洗剤メーカーの対応やポイントについて解説する「衣料品の取扱い表示記号の変更(JIS L 0001への洗剤メーカーの対応)」の3つを柱に講演を行います。
参加費は2,000円(税込・当日お支払い)で定員は40名となっています。お申込みは定員になり次第、受付を終了します。日繊ク協ホームページの専用フォームから受け付けています。